緊迫・南シナ海

中国、南シナ海で止まらぬ暴挙 ミサイル配備で米艦船に脅威

 ジェーンズは、中国の軍事月刊誌に過去に掲載されたYJ62の写真と一致したとしている。配備された時期については、長距離地対空ミサイル「紅旗(HQ)9」が確認された2月とほぼ同時期だとの見方を示した。

 同ミサイルは、中・大型艦を撃沈できるよう設計されているとみられ、「航行の自由」作戦で、人工島周辺に接近する米艦船には脅威といえる。

 ウッディー島は、ベトナムと台湾も領有権を主張しており、さらなる反発を招くことは必至だ。

 ワーク米国防副長官は30日、中国が南シナ海上空に防空識別圏を設定したとしても、「国際法に基づいているとは考えられない。米国は認めない」との立場を重ねて示した。

 一方、南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島では、クアテロン(華陽)礁など中国が造成した7つの人工島のうち、4島でレーダー施設が建設されていることが確認されている。

 オバマ米大統領は31日、ワシントンで中国の習近平国家主席と会談し、一連の軍事拠点化の動きを中止するよう求めるとみられる。