ベルギー同時テロ

首相官邸も標的か 実行犯パソコンから写真や地図

 【ベルリン=宮下日出男】ベルギー同時テロで、ベルギー・メディアは30日、実行犯が遺棄したとみられるパソコンのデータから、同国首相の官邸や公邸の写真や地図が発見されたと伝えた。官邸や公邸がテロの標的にされている可能性もあるため、当局は警備を強化した。

 パソコンは、ブリュッセル首都圏スカールベーク地区の実行犯の拠点周辺のゴミ箱でテロ直後の捜索時に発見された。ブリュッセル国際空港で自爆したブラヒム・バクラウィ容疑者の遺書とされる文書もこのパソコンから見つかっている。

 インターネットを使って官邸などの情報を集めていたとみられ、同国の捜査に協力している米連邦捜査局(FBI)がさらに分析を進めるとしている。

 一方、ベルギー政府は29日、35人としていたテロによる犠牲者を32人に修正。全員の身元も確認した。