陸自、米海兵隊と沖縄米軍基地で初演習 昨年末、上陸作戦を想定

 陸上自衛隊が昨年12月、沖縄県内の米軍基地で米海兵隊と共同で大規模な指揮所演習を行っていたことが28日、分かった。陸自が沖縄で海兵隊と共同演習を行うのは初めて。敵国に侵攻された有事を想定し、陸自は海兵隊とともに水陸両用作戦で反撃に転じ、上陸作戦を実施する手順を検証した。沖縄の離島など南西方面の防衛力拡充、米軍との連携強化が狙いだ。

 沖縄での指揮所演習は昨年12月、日米両国で年1回ずつ行われる日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ)の中で行われた。

 指揮所演習は指揮官らの判断・調整能力を向上させるもので、部隊は動かさずにコンピューター上で実施する。日米はそれぞれの指揮系統で連携しながら作戦を進める。

 演習は在日米海兵隊司令部を置くキャンプ・コートニー(同県うるま市)内で行われた。それまで陸自は沖縄の米軍基地や自衛隊駐屯地を拠点に共同演習を実施したことはなかった。