「党分裂は残念だった。橋下氏のことは大変好きだ」 民進党参加の維新・今井幹事長が最後の記者会見で心情吐露

維新の党の今井雅人幹事長=国会内(斎藤良雄撮影)
維新の党の今井雅人幹事長=国会内(斎藤良雄撮影)

 維新の党の今井雅人幹事長は23日の記者会見で、昨年の党分裂でたもとを分かったおおさか維新の会の橋下徹前代表に対する心情を吐露した。「分裂をしたときは本当に残念で仕方がなかった。橋下氏は大変好きだし、一緒にやりたかったという思いは今もある。今も残念に思っている」と述べた。「民進党」に参加する今井氏の定例記者会見はこの日が最後で、それを機に思いを語った。

 橋下氏は昨年10月の分裂騒動の最中、ツイッターに「維新の党の今井という幹事長を名乗る男。橋下はもう赤の他人だから維新の党には口を出すなだって。よく言えるよ」と投稿。その上で民主党出身の今井氏について「民主党野田政権がもうダメだとなったときに、自分だけはとにかく当選するために、まさに保身のために、僕に助けを求めてきたじゃないか」と批判していた。

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