番長・清原覚醒剤事件

清原被告、拘留中に糖尿病の治療のため複数回通院していた

 薬物事件に詳しい小森栄弁護士は勾留中の通院について、「覚醒剤を使用すると食欲が減退するが、覚醒剤が切れると反動で食欲が旺盛になる。勾留中には3食を規則正しく食べるので、急に血糖値が上がったのでは」とみている。

 一方、薬物依存による禁断症状について、刑務所で収監者の治療にあたった経験がある精神科医の吉田真氏は「逮捕から40日以上経過しており、離脱(禁断)症状は抜けていて、どうしても覚醒剤をやりたいという状況からは離れているのでは」と分析する。

 関係者によると、勾留中の清原被告の状態について「一時は意識が混濁して、弁護士の選任もまともにできない状態だった」。これが薬物依存による禁断症状とみる一方で、重い糖尿病の症状にも意識混濁や言語不明瞭などがあり、糖尿病の影響とみる向きもある。

 保釈時に謝罪会見などを開かなかったのは「カメラの前に出られない状態だったから」(関係者)との証言もあるが、禁断症状なのか糖尿病の影響なのかは分かっていない。吉田氏は「本当に重症なら勾留中でも入院する。今回の入院は世間の目から逃れる目的もあるだろう」とみる。