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明暗分けた「パンチとイチロー」…プロ野球改名事情、今ならヤバイ?「キヨ」「カズ」「ヒロ」

【スポーツの現場】明暗分けた「パンチとイチロー」…プロ野球改名事情、今ならヤバイ?「キヨ」「カズ」「ヒロ」
【スポーツの現場】明暗分けた「パンチとイチロー」…プロ野球改名事情、今ならヤバイ?「キヨ」「カズ」「ヒロ」
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 プロ野球は3月25日の開幕に向けてオープン戦真っ最中。新しく出た選手名鑑を眺めていると、改名して新しい登録名で臨もうとしている選手が今年もいる。オリックスの中島が名前を「裕之」から「宏之」に変え、楽天の西田哲朗が名前だけの「哲朗」となった。勝負の世界だけに心機一転を図ることはよくあるが、それが成績向上につながらないのもこの世界。過去には、それはやりすぎといった感じの「改名」もあった。

 登録名を変えて最も成功した選手がイチローだろう。オリックス3年目だった1994年、当時の仰木監督の発案で「鈴木一朗」から変えた。すると1軍と2軍を行ったり来たりの成績が激変。「振り子打法」で開幕からヒットを打ち続け、プロ野球史上初のシーズン200安打を記録した。

 同時に「佐藤和弘」から変わった「パンチ」は成績を挙げられず、その年限りで引退。名前を変えたからといって成績が向上するとは限らないことを証明した。

 阪神の金本新監督を支えるコーチ陣は改名経験組が多い。内野守備走塁コーチの久慈照嘉は中日で現役だった01年だけ「テル」。作戦兼バッテリーコーチを務める矢野燿大(あきひろ)は2009年までは「矢野輝弘」。打撃コーチの浜中治は「浜中おさむ」と名乗っていた時期があった。投手コーチの金村暁(さとる)は日本ハムにプロ入りしたときは「金村秀雄」だった。

 現在、楽天で活躍するベテランの松井稼頭央は1993年秋のドラフトで、PL学園(大阪)から指名されたときは「松井和夫」だったが、プロ入りに際して、いかにも姓名判断が影響してそうな現在の名前になった。

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