5000万円出張の内訳要求に「公文書開示請求して」 都議会総務委

 舛添要一知事の海外出張費をめぐり、都議会総務委員会で16日、音喜多駿都議(かがやけ)が出張費の内訳の開示を求めたところ、都幹部が「公文書の開示請求をしてほしい」などと答弁した。都議会の委員会で、都側が都議に開示請求を求めるのは極めて異例。

 音喜多都議が開示を求めたのは、舛添知事が昨年10~11月にロンドン・パリを訪れた際にかかった総額5042万円の出張費の詳細な内訳。委員会で都幹部は、航空券代や宿泊費以外に都政PRのための講演会や通訳費用などに支出したことを明かしたが、金額は明言せず「正確、適正を期す観点から適切に開示の対応をしたい」と答えた。

 音喜多都議は「開示請求は都民が情報公開を求めるための制度。行政機関が説明を行うために用いる制度ではない。使途にやましさがあったと証明するようなもの」と強く抗議した。

 都によると、海外出張費では宿泊や旅費などすぐに開示できるものがある一方、通訳の委託費など入札や契約に絡むものもあり、精査に時間がかかるという。

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