取手の中3自殺 遺族「いじめあった」 市教委が第三者委設置

 昨年11月に取手市中田の市立藤代南中3年の女子生徒=当時(15)=の自殺があり、同市教育委員会は16日、遺族側の意向を受け、原因を調べる第三者委員会の設置を決めた。遺族側は同日、同市藤代庁舎で記者会見し、「いじめと(教員の)指導が関係していたことを認めてほしい」と訴えた。

 市教委によると、女子生徒は昨年11月11日未明に自宅で自殺。市教委は同12月、生徒にアンケートや聞き取りを行ったが、「いじめは認められない」との結果を出した。

 これに遺族側は納得せず、独自に調査を実施。いじめがあったとして今年2月10日、市教委に第三者委の設置を求めた。

 遺族側によると、女子生徒は同級生の女子生徒から「くさや」と呼ばれたり、耳打ちされたりしていた。自殺した女子生徒の日記帳には「いじめられたくない。(ひとり)ぼっちはいやだ」「お願いだから、耳打ちはやめて」「毎日が怖い」などと書かれていた。

 市教委側は16日の記者会見で「いじめの事実は認められない」との認識を重ねて示したが、遺族側が第三者委の設置を強く求めたため、応じることにしたという。人選を進め、早ければ5月に設置する方針だ。