【謎!スポーツ】テニス界の妖精は消えてしまうのか…ドーピング禍見舞われた「シャラポワ」最大の危機

 女子テニスの人気選手、マリア・シャラポワ(ロシア)が1月から禁止薬物となった「メルドニウム」に陽性反応を示した問題の波紋が広がっている。

 自ら会見を開き、メルドニウムが含まれる治療用の薬を約10年間、医師に処方してもらい、服用してきたことを認めたシャラポワは「昨年の12月22日付で世界反ドーピング機関からメールが届き、今年から変更になる禁止薬物リストのリンク先を受け取った。だが、そのリストは見ていなかった」と故意の違反ではなかったことを主張した。

 だが、共同通信によると、世界反ドーピング機関(WADA)のリーディー委員長は「基本的に心臓疾患などの治療に使われる薬。10代からどうして医師に処方してもらう必要があったのか分からない」と懐疑的な考えを示したという。

 自身のフェイスブックに「(電子メールの)受信箱は愛と思いやりでいっぱいだった」と激励のメッセージがたくさん届いていることを明かしたシャラポワ。「私の競技人生をこのように終わらせたくはない。もう一度チャンスがもらえることを希望する」と現役続行に強い意欲を示しているというが、医療目的と本人が証明できなければ原則として最大4年の資格停止処分が科されることになる。

 現在28歳。そもそも、会見を開く際には、現役引退を発表するのではないかとの噂も流れたほど。長期の資格停止は引退勧告に等しい。

 テニス界の妖精はどうなるのか-。その華麗な姿はもうコートでは見られないのか…。結末が注目される。

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