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東日本大震災の被害を受けたいわき市で誕生した「アイくるガールズ」。結成の翌年には市が公認ご当地アイドルとして認定、官民一丸で震災復興を盛り上げている。愛くるしさと笑顔で「いわきのゲンキ」を全国に届ける(昌林龍一)
復興のお手伝い
「私はフラダンスをやっていて、震災後に各地で福島のPR活動をしていました。そんなとき、いわきにご当地アイドルができると聞いた。復興のお手伝いができたらよいなとオーディションを受けました」
ユニットとの出会いを、リーダーの「りおっち」こと須藤理央(すどう りお、24)が振り返った。
いわき市は、かつての炭鉱閉山に際し地元を元気にしようと立ち上がった女性たちを描いた映画「フラガール」の舞台。石炭掘削の際は作業の妨げになっていた温泉水を逆手に取って作られたのが、総合娯楽施設「常磐ハワイアンセンター」(現スパリゾートハワイアンズ)。フラガールと呼ばれた女性たちがフラダンスを披露した。