ご当地の戦国武将、真田信繁(幸村)が主人公のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせてオープンした「信州上田真田丸大河ドラマ館」(長野県上田市)で10日、入館者数が66666人を達成し、真田家の家紋「六文銭」にちなんで記念式典が開かれた。
栄えある66666人目となったのは、東京都八王子市から訪れた宮川隆さん(64)、佳代子さん(61)夫妻。式典で夫妻は、母袋(もたい)創一上田市長とともにくす玉を割った後、同市出身の「ミス信州」加藤美和さんから記念品の別所温泉宿泊補助券が贈呈された=写真(同市提供)。
隆さんは「雪のため昨日来る予定を今日にして良かった。ドラマも毎週楽しみにしています」と笑顔で話した。母袋市長は「さらに多くのお客様を万全の態勢でお迎えしたい」と述べた。
低視聴率にあえぎ続けた前作「花燃ゆ」のドラマ館(山口県防府市)の年間入場者数は6万1544人にとどまった。1月17日に開館した「真田丸」のドラマ館は2カ月足らずでそれをあっさり超えた。
母袋市長は来年1月までの累計入館者の目標を「50万人」としている。