トレンド日本

「異性」である息子の行動を理解できず悩む母親が増殖しています…男児用の子育て本は女児用の3倍の品揃え!

悩んでいるのは私だけじゃない

 「お母さんが悩むのは当然」。保育士経験もあり、NPO法人ファザーリングジャパン顧問の小崎恭弘・大阪大教育大准教授はこう話す。小崎准教授は昨年、「男の子にちゃんと伝わるしつけ&言葉かけ」(西東社)など、約1年間の間に4冊もの「男の子の育児本」を出版。まもなく、5冊目の本が完成する。

 自身も3人兄弟の長男で、大学生の長男を筆頭に3人の息子を育てる父親だという小崎さんは、「母親にとって、異性である男児は近いようで遠い存在」と指摘する。「同じ男性である父親から見ると、男児に悩むことは少ない。同じことでも、母親と父親のとらえ方は大きく違う」そうだ。「男の子の育児本を読むことで『悩んでいるのは私だけじゃないんだな』と実感したい人が多いのでは」と分析する。

 また、20年以上の保育士経験を生かし、1月に「男の子に伝わるほめ方しかり方大事典」(宝島社)を出版したこどもコンサルタントの原坂一郎さんも、数多くの男児の育児に関する本を執筆している1人だ。

 原坂さんは「ここ数年で、特にニーズが高まった」と話す。男児と女児は脳科学的にも「違い」があることが認められてきた成果と考えられるという。原坂さんも、男の子の育て方に関する新刊を執筆中だ。

会員限定記事会員サービス詳細