発砲事件で近くの柳河小、警察官ら登校見守り 茨城

 水戸市柳河町の神戸山口組系組事務所で6日未明に銃弾が撃ち込まれた事件を受け、同事務所から数十メートルの距離にある市立柳河小では7日、警察官や教職員、ボランティアが警戒する中、児童らが集団登校した。

 教職員や地域のボランティアらが児童に付き添ったほか、学校の敷地内まで車で児童を送り届ける保護者の姿も見られた。

 岩上賀子校長は「全員が元気に登校できてほっとしている。児童の安全を第一に考えていきたい」と話した。

 同校はこの日、5、6年生の6時間目の授業をとりやめ、全校児童が一斉下校。同市内の別の小中学校2校でも警察官らが警戒にあたった。

 この組事務所では5日未明、駐車中のトラックに別のトラックが突っ込む事件が発生。器物損壊の容疑で山口組弘道会系組員が逮捕されている。

 警察庁は7日、全国各地で発生している山口組と神戸山口組との衝突を暴力団同士の抗争に認定。各都道府県警に警戒強化と集中取締本部の設置を指示した。

 これを受けて県警も、「六代目山口組・神戸山口組対立抗争集中取締本部」を設置した。9日には、県内各警察署や警察本部の担当者を集めて緊急会議を実施し、警戒や取締の強化、県民の安全確保などを鈴木三男本部長が指示する方針だ。