科学〜歴史地震研究

古文書の崩し字を解読、IT活用も

 京大が所蔵する善光寺地震(1847年)の史料から解読に着手した。江戸末期に発生し、被害も大きかった地震で記録が豊富に残っている。字を読めず行き詰まったときは、他の史料を参照することで解決できるため、教材として適しているという。

 研究会はIT(情報技術)の活用にも積極的だ。解読した古文書は、検索しやすい形でデータベースにまとめていく。情報学者の協力を得て解読を支援するソフトウエアも導入した。

 崩し字を一般にも広めようと研究会のメンバーがスマートフォン用の学習アプリを開発し、先月からネット上で公開している。多くの人が古文書を解読できるようになればとの思いからだ。加納氏は「より多くの古文書が活用しやすい形で後世に残り、研究や地震対策に役立ってほしい」と話している。

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