--謝罪の手紙は看守に塗りつぶされて書き直しをさせられたと証言していた
「はい」
--書き直した文面は、看守がこういうふうに書くようにと伝えてきたのか
「はい」
--看守は担当検事の取り調べの時にいた人か
「最後までいた。班長と呼ばれていました」
--手紙を書き直したのは1回か
「その1回だけです」
--塗りつぶして、書き直すように指示した理由について説明はあったか
「詳しく書いては駄目ということでした」
--書き直した手紙は看守が言った通りにしたのか
「はい」
--下書きか何かを見ながらか
「いや、口頭で言われたことを書きました」
--弁護側が質問をした際、涙を流していたのはなぜか
「まさか、裁判で手紙が使われるとは思っていなかった。こんな形で出てくるとは思わない」