米大統領選

今さら聞けない アメリカの大統領 どうやって決まるの?  

 大統領選は4年ごとに行われ、民主、共和両党の指名争いと本選挙の2段階で構成される。両党は、州ごとに「党員集会」や「予備選」を実施して候補者を絞り込み、7月の全国党大会で、党の正副大統領候補を正式に指名する。

 多くの州で両党が予備選・党員大会を一斉に行う「スーパーチューズデー」(今回は3月1日)は、指名争いの序盤戦最大のヤマ場で、選挙戦の流れを大きく左右するとされる。

 本選挙(今回は11月8日投票)は、有権者の投票総数ではなく、各州に配分された「選挙人」の獲得数を競う。大半の州では、一般投票で1位になった候補が、その州の選挙人を「総取り」する。選挙人総数は538人。過半数の270人を獲得した候補が2017年1月、新大統領に就任する。

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