民主党の福島伸享衆院議員は1日午前の衆院予算委員会で、安倍晋三首相が進める「アベノミクス」が失敗しつつあるとして、「日本の一部の人間は『アホノミクス』と言っている」となど批判した。
福島氏がさらに株価下落などについてただすと、首相は「みなさん(民主党)は株価が下がると大変元気になるということがわかった」と笑顔でかわした。
福島氏はさらに首相をアンデルセンの童話「裸の王様」に例え、「(首相は)裸の王様になって聞こえのいい言葉だけ聞いて、『アベノミクスはうまくいっている』と言っているだけであってはいけない」と指摘し、異論も取り入れて真摯な議論を行うよう求めた。