栃木女児殺害

自白の信用性・任意性が争点 検察と弁護側真っ向対立 29日初公判 

 平成17年12月、栃木県今市市(現日光市)の小学1年、吉田有希ちゃん=当時(7)=が殺害され、茨城県常陸大宮市の山林で遺体が発見された事件で、殺人罪に問われている栃木県鹿沼市西沢町、無職、勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判が29日、宇都宮地裁で始まる。被告側は無罪を主張する方針で、自白の信用性と任意性が主な争点となる見通しだ。

 勝又被告は偽ブランド品をめぐる商標法違反事件で勾留中だった26年2月に、有希ちゃんの殺害を供述。6月に殺人容疑で栃木、茨城両県警に逮捕された。宇都宮地検が起訴した際にも殺害を認めていたが、昨年5月から「一切関与していない」と否認に転じている。

 否認前の26年8月から24回行われた公判前整理手続きで検察側が示した勝又被告の自白によると、17年12月2日午前4時ごろ、常陸大宮市の林道で、有希ちゃんの胸をナイフで刺して死亡させ、そばの山林に遺体を遺棄したとしている。

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