千葉県内の指定廃棄物68%に減 1月1日現在 環境省推計

 環境省は、東京電力福島第1原発事故で発生した、1キロ当たりの放射線物質濃度が8千ベクレルを超える「指定廃棄物」の将来推計を発表した。本県では計3690・2トンが10市で保管されているが、時間の経過で濃度が減衰したため、今年1月1日現在では68%に当たる2500トンになっているとの推計を示した。

 推計では、さらに5年後には1760トン(48%)、10年後には1510トン(41%)にまで減少するとしている。同省が本県の指定廃棄物の将来推計を公表するのは今回が初めて。

 指定廃棄物は本県を含む5県が保管。同省は指定解除のルール作りを進めており、8千ベクレル以下に減衰した廃棄物は、国が処理費用などを負担する考えを示している。

 同省は、本県分については東電千葉火力発電所(千葉市中央区)に集約することを目指している。同省の担当者は、「放射線物質濃度が減衰したからといって、方針に変更はない」と説明している。

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