シャープ、鴻海傘下

支社前ものものしく、社員ら「何もわからない」…名物ツイッターは「10年前の自分に教えてやりたいな」

臨時取締役会が開催されるシャープ東京支社前には報道陣の姿が目立った=5日、東京都港区
臨時取締役会が開催されるシャープ東京支社前には報道陣の姿が目立った=5日、東京都港区

 シャープの臨時取締役会が開かれた東京支社(東京都港区)などには25日早朝から、報道関係者が詰めかけ、関心の高さをうかがわせた。

 取締役は一様に硬い表情で、午前7時に東京支社に入った高橋興三社長は送迎車を降りると、報道関係者の質問には答えず無言でエレベーターに乗り込んだ。

 一方、大阪市阿倍野区のシャープ本社では、従業員が同社の歴史となる決断を静かに見守った。50代の男性社員は「何も聞かされていないから分からない。いつも通り仕事します」と話した。

 20代の男性社員は「何もわからない」と不安げな表情で足早に社内へ。経営危機に陥ってから報道が続いていたため、社員たちは報道関係者がカメラが並ぶ光景にも慣れた様子で、質問に応じずに無言で通り過ぎる社員も多かった。

 奔放なつぶやきで知られるシャープのツイッター上の公式アカウントは経営の話題には触れず、受験シーズンであることを踏まえ、「お前が言うなという話ですが、案外『10年前の自分に教えてやりたいな』と思う素敵なこと、これから起こったりしがちなので、くさらず落ち着いてがんばってください」と受験生にエールを送った。

会員限定記事会員サービス詳細