ヒーロー今昔

放送後15年、今も熱く支持される不思議な特撮「仮面ライダークウガ」とは

【ヒーロー今昔】放送後15年、今も熱く支持される不思議な特撮「仮面ライダークウガ」とは
【ヒーロー今昔】放送後15年、今も熱く支持される不思議な特撮「仮面ライダークウガ」とは
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 昭和46年に放送が始まった人気特撮作品「仮面ライダー」。続編となる「仮面ライダーV3」(48年)以降、シリーズは続き、日本の特撮史を語る上で欠かせないキャラクターとなっている。1号、2号、V3らの「昭和ライダー」に対し、現在、放送中の「仮面ライダーゴースト」まで続いているのが「平成仮面ライダー」シリーズと呼ばれる。平成に入り10年ほどの「空白」を経て、シリーズ復活第1作となった「仮面ライダークウガ」(12~13年)が、今年で放送終了後、15年を迎え、再び熱く盛り上がっている。当時から「戦いを好まないライダー」など、ヒーローらしからぬ作品として話題になったが、出演者やプロデューサーがその真実を赤裸々に語った。                     (兼松康)

 ……「仮面ライダーとか、そういうものに対して、言葉は悪いですが、僕は壊したかったんです」

 主役の五代雄介を演じたオダギリジョーが冒頭でそう語る。石田秀範監督も「今までやってきたことを全否定する。いいものも否定するという…」と言葉を継ぐ。

 石田監督は「アクションシーンはおまけ。登場人物の人生模様を描く方が面白かった」ともいう。高寺成紀プロデューサーは「自分にとって至高のもの、至上のもの(である特撮作品)を卑下されることが耐えられない。いろんな人にばかにされない番組を作りたい」との思いを持って、作品づくりに立ち向かった。当時からそれだけの覚悟を持って作られた作品だったという証言が、これでもか、というほど次から次へと出てくる……。