社説検証

北朝鮮の核・ミサイル それでも対話の重要性説く朝日 産経は「敵基地攻撃能力の保有検討を」

 北朝鮮が核実験、さらには長距離弾道ミサイル発射を強行し、日本、米国、韓国が独自の対北制裁に踏み出した。東アジアの軍事的緊張は高まっている。日本は、世界は、危険極まりないこの異形の国家とどう向き合うべきなのか。年初来の最大のテーマとなった。

 この問題は、防衛や日朝関係などさまざまな角度から何度も取り上げられたが、各紙とも、核実験もミサイル発射も、世界の平和を脅かす暴挙であり、容認できない点では一致している。これまでの国連安全保障理事会などの対北制裁は、効果に乏しいことが明らかになった。国際社会は一段と強い態度で、金正恩(キム・ジョンウン)政権に臨まねばならない-という認識でも大きな差異はない。

 暴走阻止へ鍵を握るのは中国である。見出しに登場した関連の社説として、《問われる中国の行動》(1月9日付朝日)、《対北制裁と中国/抜け道ふさぐ責任大きい》(15日付産経)、《中国も制止できぬのか》(2月6日付東京)、《中国の決断が遅すぎる》(14日付毎日)があった。

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