バス・バリトンの三戸大久が3月に帰国記念コンサート

バス・バリトンの三戸大久が3月に帰国記念コンサート
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 オペラ、コンサート、ミュージカルなど幅広い活動を展開しているバス・バリトンの三戸大久(さんのへ・ひろひさ)が3月4日、東京・銀座の王子ホールでウィーン留学からの帰国記念コンサートを行う。日本とドイツの名作をよりすぐり、深く、しなやかな声を響かせて、詩情あふれる世界を映し出す。

 三戸は青森市に生まれ、武蔵野音楽大学で声楽を学んだ。大学卒業直後の平成13年、宮本亜門が演出し、佐渡裕の指揮で上演されたバーンスタインのミュージカル「キャンディード」で舞台デビューを果たす。二期会オペラ研修所で研鑽(けんさん)を積み、コンクールの優勝、入賞を重ねながら、多彩な舞台に立ってきた。オペラを含め宮本が演出する作品への登場も多く、4月から上演のミュージカル「スウィーニー・トッド」にも出演する。

 「生の舞台を心から愛しています。客席と舞台の間で生まれる独特の空気に身を委ね、その場でしか起こりえない世界に胸を躍らせ、ドラマの中を生きる人間を自然に表現したいとステージを務めてきました」

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