野党5党が幹事長会談 参院選共闘の協議開始 安保反対のみで結集も、世論は「廃止不要」 首相は補選1本化警戒

 だが、5党の選挙協力の認識には違いもある。共産党の山下芳生書記局長は会見で「選挙協力で一致」と強調。一方、民主党の玄葉光一郎選対委員長は記者団に「共産党とは『調整』だ。基本的に推薦をいただく認識ではない」と述べ、一定の距離を置く意向だ。

 会談では安保関連法廃止以外でも共通政策を求める意見も出たが、憲法改正、消費税増税、原発再稼働などは開きが大きい。「国民にとって最も大きな大義」(山下氏)と位置づける安保関連法への世論も変わりつつある。共同通信が20、21両日に行った世論調査では、安保関連法を「廃止すべきでない」が47・0%で「廃止すべきだ」の38・1%を上回り、「国民が廃止を求めている」との5党の主張とズレが生じている。

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