清原容疑者逮捕

桑田真澄氏は言った 「野球にはピンチになれば代打やリリーフがあるが、人生にはそれがない…」

 (今会えたら何と言いたいか)うーん、そうですね。まあ、彼の性格を一番知っているから、どういうふうに時間を過ごしているかというのも分かる。ただ、今言えるのは、野球にはピンチになれば代打とかやリリーフというのがあるが、自分の人生には代打もリリーフもない。現役時代、数々のホームランを打ってきた男なので、また自分の人生できれいな放物線を描く逆転満塁ホームランを打ってもらいたい。それが今の一番の思いです。その一言に尽きる。自分がやるしかないので、本当に素晴らしい一打をまた打ってもらいたい。

 僕は彼ともよく話をしたが、野球には3つの側面があると。1つはプレーする野球。現役時代はプレーで、全力で見せていくことが大事だが、引退後は支える野球と、見る野球だと思う。われわれ2人は、ゆっくり野球を見るのは早すぎる。次のステージだと思うので、これからは支える野球を全力でやっていけなければならない。

 支える野球のステージでも4番であり、エースになれるようにこれからしっかり野球界を支えていこうという話もしていたので。そこにうまく移行できなかったんじゃないかなと。気持ちの切り替えがね。いつまでもプレーする野球の4番打者でいる。自分が忘れられなかったというか、変わりきれなかったというかね。そこが非常に残念なところでもある。間違いなく、誰もが引退するわけなので、今度はプレーする野球でなく、支える野球でエースなり、4番になれるように僕自身そうやって意識しながらいろんなことを勉強させてもらっているんですが。