「クラスのみんなには、内緒だよ」-。漫画「ひだまりスケッチ」の主人公ゆのと、テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどかを描いた巨大イラストボードが19日、大阪市北区の阪急電鉄梅田駅に登場し、駅利用者らの注目を集めている。
2/1スケール!? やわらかな絵柄「直筆原稿も見たい」
「ひだまり-」の作者で「魔法少女-」のキャラクター原案などを手掛けた漫画家、蒼樹うめさんの初の個展「蒼樹うめ展in大阪」(http://www.umeten.jp/)が1カ月後に始まることを告知する看板で、設置は1週間限定の予定というプレミアムな作品。高さ約2メートル、幅約6メートルのボードに、2人を象徴する「どこにでもいる女の子から、神様になった女の子まで」のキャッチコピーとともに、瞳が大きく描かれた愛らしい表情が強いインパクトを与えている。
スケッチブックを挟んで並ぶ、ゆのとまどかを中心に、デフォルメされた両作品の主要キャラクターたちも描かれており、ボードをスマートフォンで写真に収める人の姿も見られた。大阪府富田林市の男性会社員(27)は「蒼樹さんのやわらかな絵柄が好き。展覧会で直筆原稿などを見たい」と話していた。
同展は3月19~27日、大阪文化館・天保山(同市港区、海遊館となり https://www.osaka-c-t.jp/)で開催。両作品をはじめ、蒼樹さんの漫画原稿やイラスト、未公開の設定画などを展示するほか、実際の作業机なども公開され、蒼樹さんによる創作の裏側をのぞくことができる。また、会場では展覧会限定グッズの販売も予定されている。
前売り券はチケットぴあ、ローソンチケット、同展ホームページ内で発売中。また、絵柄付きチケットは大阪・日本橋ほか京阪神のアニメショップなどで購入できる。
詳しくは「蒼樹うめ展」ホームページ(http://www.umeten.jp/)。同展公式ツイッター(https://twitter.com/umeten_jp)では最新情報も配信されている。
◇
▼大阪文化館・天保山(https://www.osaka-c-t.jp/)