高温調理で生成のアクリルアミド 食安委「摂取量減らす必要」

 食安委の作業部会委員を務める日本獣医生命科学大の吉田充教授(食品科学)は、「アクリルアミドはゆでたり煮たりするなど水を使った加熱調理ではほとんど生成されない。野菜に火を通す場合は、煮たり、蒸したりするなど調理法を工夫し、バランスのよい食事を心掛けて」と呼びかける。

 また、アクリルアミドはたばこの煙にも含まれており、喫煙者の場合は食事からよりも喫煙によって体内に取り込む量が多いという。吉田教授は「喫煙者はまず禁煙することが大事」と話している。

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