世界の国防費、中国がアジアの4割強 「ミリタリー・バランス2016」報告書 中露の軍備増強に警戒感

 日本は円安もあって14年の477億ドルから410億ドルとなり、7位から8位に後退。一方、中国は01年以来、ほぼ毎年2桁、国防費を増加させ、報告書は「昨年9月の(抗日戦勝70周年)軍事パレードで長距離巡航ミサイルや『A2/AD』(接近阻止/領域拒否)能力などの技術革新を急速かつ広範に進めていることが判明した」とした。

 アジアの国防予算は10年以降、名目で4分の1以上増え、14年の総額3220億ドルから15年は3400億ドル以上になった。

 報告書は、中国の海洋への膨張で対応を迫られるアジア太平洋地域で海軍力の増強が進められ、ほとんどの国が過去5年間に海上兵器購入などで支出が拡大していると指摘している。

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