衆院が9日に採択する見通しの北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する国会決議の原案が8日、判明した。ミサイル発射について「地域および国際社会の平和と安全を著しく損なう重大な挑戦だ。厳重に抗議し、強く非難する」としている。
政府に対しては、「新たな制裁を定める国連安保理決議では拉致問題を含む人権侵害を明記させるよう強く要望する」と強調。日本独自の「断固たる」措置をとることも求めている。
与野党は8日、原案を元に最終調整を行い、9日の衆院本会議で採択する流れだ。参院でも9日の本会議で同様の決議を行う方向で調整している。