ダブルスコアで惨敗なのに「国民的共同が大きく発展」と強弁 京都市長選で共産・山下書記局長

門川氏の当確が決まった後、選挙事務所に姿を現し、唇をかみしめる本田久美子氏=7日午後、京都市下京区の選挙事務所(北崎諒子撮影)
門川氏の当確が決まった後、選挙事務所に姿を現し、唇をかみしめる本田久美子氏=7日午後、京都市下京区の選挙事務所(北崎諒子撮影)

 共産党の山下芳生書記局長は8日の記者会見で、同党推薦の候補が大差で敗れた7日投開票の京都市長選について、「結果は残念だった」とした上で、「戦争法(安全保障関連法)廃止の国民的共同が京都市長選を通じて、また一段と大きく発展した。非常に大きな希望だと感じた」と強弁した。

 3人で争われた京都市長選は、自民、公明、民主、社民各党などの与野党が相乗りで推薦した現職の門川大作氏が25万4545票を獲得して新人2人を破り、3選を果たした。共産党推薦の新人、本田久美子氏は12万9119票で、門川氏の約半分の票しか得られなかった。今回を含め9回連続で事実上の「非共産対共産」の構図となった京都市長選で、共産党系候補がダブルスコアの大差で負けたのは初めて。

 それでも山下氏は「京都から戦争法廃止のメッセージを世界に発信したいという本田氏に対し、全国から戦争法廃止を求めて戦う学者、市民が続々と支持を表明した」と指摘。「本田氏の姿勢は大変大きな共感を得られたのではないか」と強調した。