ピカソの孫娘「祖父のせいで家族は惨めな人生」過去と決別? 未公開絵画など180点の秘蔵作品を競売、20億円で落札 ロンドンのオークション

 マリーナさんはピカソの長男、パウロさんの長女で1975年にフランスのカンヌにある別荘と作品約1万点を相続した。昨年6月にも126点の陶器の作品を出品し、1230万ポンド(約20億8578万円)で落札された。

 マリーナさんが相次いで祖父の遺作を売却する背景に、巨匠への苦い思いがある。2001年出版した回顧録『マイ グランパパ ピカソ』で祖父によって家族は惨めな人生を強いられたと巨匠を糾弾している。

 1973年に死去したピカソは遺書を残さなかったため、妻、前妻、4人の子ども、8人の孫が遺産を争い、マリーナさんは5分の1を相続した。だが祖父への憎悪とも言える複雑な気持ちは消えなかった。

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