川崎中1殺害

被告人質問2日目詳報(1)検察側が質問開始「上村君は3、4回謝っていた」それでも許さず、殺人現場の河川敷へ

 被告「怒っていて、そのままやってしまいました」

 《検察官は上村さんから被告の無料通信アプリ「LINE(ライン)」のアカウントを聞き出すなどしたとされるX弟について質問していく。上村さんがアカウントを教えたことも、殺人事件のきっかけのひとつになったとされている》

 検察官「遼太君はX弟について、どう言っていた?」

 被告「よくケンカをしたり、周りに嫌われているとか聞きました」

 検察官「X弟は遼太君にとって怖い先輩?」

 被告「たぶんそうだと思います」

 検察官「怖い先輩だからアカウントを教えたと考えなかった?」

 被告「後になって気づきました」

 検察官「いつ? 事件より前?」

 被告「事件より後です」

 《当時のやり取りについて言及しているBの供述調書の内容を引用しながら、質問を重ねていく》

 検察官「(アカウントを教えたことについて)遼太君が『すみません』と言ったことは記憶にある?」

 被告「たぶん言われたと思います」

 検察官「君は『別にいいよ』と言った?」

 被告「言ったと思います」

 検察官「謝って、許したなら、それで良かったのではないの?」

 被告「その場では許したが、後で(ラインに)連絡がくるようになり、イライラしました」

 検察官「X弟の調書では遼太君は日吉事件について聞かれても隠そうとしていた。事件当時、知っていた?」

 被告「知らなかったです」

 検察官「積極的にチクって(ばらして)いない。そのことで腹を立てていたことをどう思う?」

 被告「もっと話を聞いておけばと思います」