川崎中1殺害

被告人質問2日目詳報(3) 瀕死の上村さんは蹴られて川に転がされた 「息をしている」仲間の声にも被告は「怖くてその場から離れた」

 検察官「最後、遼太君はどういう状態だった?」

 被告「川に半分浸かっている状態で、仰向けでした」

 検察官「この時点で遼太君が生きているかは分かっていた?」

 被告「Cに『息してるか』と聞いて、Cは『息してる』って言ったんですが、(上村さんが)動かなくなったんで、死んだのかなと思いました」

 検察官「Cはどんな風に息を確認していたの?」

 被告「耳を(上村さんの)顔に近づけていました」

 検察官「ならこの時点で生きているって思ったんじゃないの?」

 被告「怖くなって、その場から離れることしか頭になかったです」

 《2日の弁護側の被告人質問では、被告は「(犯行を)止められなかったのはその場の雰囲気に流された」と発言。検察官はこの「雰囲気」についても言及する》

 検察官「どういう雰囲気だった?」

 被告「誰も止めないって感じ。黙って(上村さんの首を切る行為を)やってく感じです」

 検察官「その雰囲気を作り出したのは誰だと思う?」

 被告「自分です」

 検察官「君自身が作り出した?」

 被告「はい」

 《被告は今日の法廷が開廷してから、一番はっきりとした口調で、雰囲気を作り出したのが被告自身であることを肯定した》

=(4)に続く

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