川崎中1殺害

被告人質問2日目詳報(3) 瀕死の上村さんは蹴られて川に転がされた 「息をしている」仲間の声にも被告は「怖くてその場から離れた」

上村遼太さんが見つかった多摩川河川敷には花が植えられて、時々慰霊に訪れる人の姿が見られた =2月2日午後、川崎市川崎区(早坂洋祐撮影)
上村遼太さんが見つかった多摩川河川敷には花が植えられて、時々慰霊に訪れる人の姿が見られた =2月2日午後、川崎市川崎区(早坂洋祐撮影)

 《川崎市川崎区の多摩川河川敷で市立中学1年、上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が殺害された事件の裁判は、検察官による被告人質問が続いている。詳しい犯行状況を話すときも、被告はきっちりと座ったまま動かない》

 検察官「(上村さんを)泳がせたのは何で?」

 被告「BかCが『泳がせれば?』って言ってきて、(自分は)『いいんじゃない』って」

 《共犯者の少年B、Cはともに傷害致死罪で起訴されているが、Cは関与を否認している》

 検察官「(BかCに)提案されて『いいんじゃない』と言った理由は?」

 被告「そのままおぼれたら、これ以上やらなくて済むと思って、いいんじゃないって言いました」

 検察官「おぼれてほしいと思っていた?」

 被告「少し思いました」

 検察官「Bの供述調書で、遼太君が泳ぐ様子を見てCに『面白くね』と言った話が出ていたけれど、記憶はある?」

 被告「言ってないです」

 検察官「遼太君の様子で覚えていることは?」

 被告「BとCが切っているときはあまり見ないようにしてました。そういうのを見たりすることができなかったんで。切ったりしてんの怖いっていうのがあったりして、見ないようにしていました」

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