「爆買い」ありがたいけど困惑4割超…「無断商品開封」「トイレ紙流さず」

 大阪商工会議所は2日、大阪市内の小売店、飲食店を対象とした外国人旅行者にかんするアンケートの結果を発表し、回答の半数近くの店が中国人観光客の行動やマナーに「困った」経験があることが明らかになった。

 アンケートでは、外国人旅行者について51.1%の店が「増加傾向」、さらに65.0%が「地域の買い物消費を拡大している」と回答。うち中国人客が売上に占める割合は過去最高の平均13.7%で、「爆買い」依存が進んでいた。

 ただ、今回初めて「中国人観光客の行動、マナー」にかんする質問を設けたところ、46.4%が「困ったことがある」と答えた。

 具体的には「商品の扱いが乱雑」や「無断で商品を開封する」、「大声の会話」、使用したトイレットペーパーを便器に流さず、汚物入れに捨てるなど「トイレの使用方法」といった指摘があった。習慣の違いが背景にあるとみられる。

 大商は「爆買いなどのメリットだけでなく、マナーの違いなどマイナス面にも着目し、対処方法を検討していきたい」として、店の従業員を対象とした勉強会を開く方針という。

 大商は昨年11月、「なんば」や「天王寺」など大阪市南部を中心に主要商店街に加盟する商店などにアンケートを実施し、891店から回答を得た。 

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