普天間移設

辺野古工事を春以降に延期へ 宜野湾市長選勝利で計画に余裕

 防衛省が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、辺野古沖の護岸工事の着手を当面見送ることが31日、分かった。埋め立て事業に詳しい国土交通省の技官が移設担当として防衛省に出向したことを受け、工事の進め方や土砂など資材の調達方法を見直す方針で、一定の時間がかかるため護岸着工も春以降にずれ込む。平成32年10月までの埋め立て工期に遅れが生じないよう、着手後は作業を加速させる。

 1月29日付で国交省港湾局などから防衛省に9人が出向。事前の打ち合わせで、防衛省が計画している埋め立て工事に出向組から注文が付けられたという。

 一方、同県の翁長雄志知事は、埋め立て承認取り消しの効力を停止した国交相の決定に対する審査申し出を却下した国地方係争処理委員会の結論について不服とする訴訟を近く起こし、3つの訴訟が乱立する。

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