映画「ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫る」八木景子監督 「海外すべてが反捕鯨ではない。日本人も意見を発信すべきだ」

映画「ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫る」八木景子監督 「海外すべてが反捕鯨ではない。日本人も意見を発信すべきだ」
映画「ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫る」八木景子監督 「海外すべてが反捕鯨ではない。日本人も意見を発信すべきだ」
その他の写真を見る (1/2枚)

 「ビハインド・ザ・コーヴ 捕鯨問題の謎に迫る」は、和歌山県太地町のイルカ漁を批判し、アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー作品「ザ・コーヴ」(2009年、ルイ・シホヨス監督)への反証映画。昨年9月、カナダ・モントリオール世界映画祭出品も果たした八木景子監督(48)は「海外すべてが反捕鯨ではない。日本人も意見を発信すべきだ」と訴える。

 八木監督の作品では、隠し撮りや主張が一方的であるなどとして批判の声も強かった「ザ・コーヴ」の影響で太地町に海外から大勢の反捕鯨活動家らが殺到している光景を紹介。活動家や太地町の住民、専門家といったさまざまな人物の主張を取り上げ、捕鯨問題を多角的に考察している。

 長編映画の監督は今回が初めて。「最初は捕鯨文化紹介の短い動画を作るつもりだった」と話す。

 ところが、太地町入りしてすぐ、現地で「ザ・コーヴ」の主人公ともいえるイルカの保護活動家、リック・オバリーのインタビューに成功。続いて、インターネットを介したシホヨス監督へのインタビューも実現し、「これなら『ザ・コーヴ』への反証映画ができる」と思い、映画製作に踏み切ったという。