経済インサイド

住友生命が就業不能保険に大手として初参入 競合他社はやっかみ含め賛否両論

【経済インサイド】住友生命が就業不能保険に大手として初参入 競合他社はやっかみ含め賛否両論
【経済インサイド】住友生命が就業不能保険に大手として初参入 競合他社はやっかみ含め賛否両論
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 病気やけがで働けなくなった場合に生活費の一部を支払う就業不能保険に住友生命保険が参入したことが話題を呼んでいる。外資系生保などが一部で手掛けているが、大手生保の参入は初めて。療養期間が短ければ一般的な民間の医療保険や公的支援制度で事足りるが、長引けば以前と同じ水準の生活を続けるのは難しい。同保険はこれを保障するもので、住友生命は参入にあたり、共働き世帯のほか、生前給付を望む傾向が高い若年層の加入を促そうと死亡保障と就労不能を切り離せるようにした。競合他社は参入について、「先を越された」と残念がる一方、「販売する営業職員が説明に苦労する」といった声も出るなどさまざまな反応をみせている。

 商品名は「未来デザイン1UP(ワンアップ)」で、瑛太、吉田羊、荒川良々らが出演するテレビCMも人気だ。CMには、「一歩踏み出す勇気を、陰で支えるのが保険」とのメッセージを込めた。開発に携わった商品開発室の高木悠太副長は、「働けなくなったあとの新しい目標、前向きに生きていくことを、お金を渡すだけでなく、サポートしたいとの思いだった」と意義を強調する。

 一度、事故にあったら元の生活水準を維持できない、子供や家族に負担がかかるなどの漠然とした不安を抱える若年の単身、家族にもターゲットを置いた商品で、加入対象年齢は15~75歳。住友生命は年40万件の契約獲得を目標に置く。昨年9月末から今年1月9日の契約数は10万件超で、「順調な滑り出し」(広報室)と手応えをつかむ。

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