第32回土光杯全日本青年弁論大会 テーマ「今こそ日本出動のとき」

 その精神から生まれた先人たちの知恵が「交番制度」です。江戸時代、地域の治安を住民同士が連帯して守った「番屋」という制度の根底には「連帯し助け合う」精神が息づいています。番屋制度を引き継ぐ現在の交番制度こそ、今世界で求められている治安改善の切り札です。交番は日本独自の制度であり、地域住民と警察を密接に連帯させ、治安を支えています。交番制度をいち早く導入したシンガポールは治安と安全を獲得しました。

 日本警察のシンボル、旭日章には「東の空に昇る太陽の、かげりのない、清らかな光」という意味が込められています。犯罪やテロに苦しむ暗澹(あんたん)たる世界を、東の空に昇る太陽の、かげりのない清らかな光で照らさなければなりません。今こそ、日本出動のとき。日本の旭日、世界を照らせ!

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