明美ちゃん基金

テンギス君、2回目の手術終了

 心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」の適用を受けてモンゴルから来日した生後2カ月の男児、ナランフー・テンギス君の2回目の手術が27日、東京女子医大病院(東京都新宿区)で行われ、無事に終了した。

 手術は約10時間かけて行われ、同日午後8時半ごろに終了した。心配そうに待っていた母親のバータルチョローン・エンフジンさん(30)は、集中治療室(ICU)で麻酔で眠るテンギス君と再会。そっと頭をなで、大手術に耐えた息子をねぎらった。

 テンギス君は大動脈と肺動脈が通常とは逆の心室につながっている先天性の完全大血管転位症を患っており、血管を入れ替える「動脈転換手術」が必要。昨年12月14日に入院し、主治医の朴仁三診療部長(循環器小児科)らが治療方針を何度も検討した。

 大動脈の狭い部分を広げる手術や、酸素を十分に取り込むためのカテーテル治療を行い、動脈転換手術に備えてきた。