デイサービス送迎車が積雪でスリップし転落、6人死傷 仙台

 25日午前9時半ごろ、仙台市青葉区旭ケ丘の路地で、近くのデイサービス「アースサポート仙台青葉」の送迎車(10人乗りワゴン車)が道路脇の約3メートル下の駐車場に転落してひっくり返り、乗っていた同区台原の中村キミさん(93)が胸などを強く打って搬送先の病院で死亡が確認され、60~90代の男女5人もけがをした。デイサービスの従業員2人にけがはなかった。

 現場は雪が積もった坂道の左曲がり角で、送迎車がスリップして直進、落下したとみられる。仙台北署は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、運転していた角田市の加藤秀樹容疑者(24)を現行犯逮捕した。容疑を同法違反(過失運転致死傷)に切り替えて捜査する。容疑を認めている。

 救助活動を手伝った近所に住む高校3年の小山雄大さん(18)は事故直後「滑りやすい道なので、救急車なども滑るかもしれない」と考え、スコップと融雪剤を持って飛び出した。現場では「車の中からお年寄りの方々が運び出され、ぐったりして反応がない人もいた」という。

 落下現場の道路にはガードレールはなく、ゴム製のポールがあるだけ。急勾配の坂で、凍結する冬季は滑りやすく付近住民はめったに通らないという。

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