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育休MBA講座 子供を抱きつつ頭はフル回転

 その上で、山口さんは「育休中は子供に向き合って特徴をしっかりと理解し、体調の整え方を把握するための時間の方が大切。こうした講座は本当に余裕がある人が参加するオプションとして考えてほしい」と訴えている。

《今週のキーワード・育自力》

 講座を取材して印象的だったのは、女性たちの意欲と「何かを学び取って帰る」といった向上心。ある女性は「1歳の息子に毎日キスしているが、もっと頭を使いたい。育児以外の話ができる友達がほしい」と話し、自分を育てる「育自」を強く望んでいた。

 復帰後は出産前よりも勤務時間が制限されることが多く、キャリア形成に不安を抱く女性は少なくない。向上心を持って「育自」を続けてきた女性たちがそれぞれの企業や組織に復帰した後、能力を生かして活躍できる環境が整っていることを強く願う。(加納裕子)

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