千葉マリンマラソン

寒さに負けず1万8000人快走

 「第40回サンスポ千葉マリンマラソン」(千葉市陸上競技協会、サンケイスポーツ、産経新聞社主催)が24日、千葉市美浜区の幕張地区で開かれた。本格的なハーフマラソン(約21キロ)の部から親子で楽しめるファミリーの部(2キロ)まで約1万8千人のランナーが参加し、冬晴れの下で寒さを吹き飛ばす快走をみせた。

 昭和51年に初開催された大会は、今回で節目となる40周年を迎えた。特別ゲストのシドニー五輪金メダリスト、高橋尚子さんや本県出身でマラソン指導者の小出義雄氏がスターターとして登場。歌手のサンプラザ中野くんもヒット曲「Runner」を披露し、会場を盛り上げた。

 早朝には分厚い雲がかかり雪もちらついていたが、最初のレースとなる10キロ男女の部がスタートする午前9時40分にはすっきりと晴れ渡った。沿道からの大きな声援を浴びながら、ファミリーの部、一般ハーフ男女の部も続々とスタート。ランナーは海沿いの道を次々に駆け抜けていった。

 開会式で「全力で走りきることを誓います」と選手宣誓を行った八千代市の小学3年、有賀隆明君(9)、母親の明子さん(39)親子はファミリー低学年の部に参加。宣誓通り親子で完走を果たした。明子さんはこの日が誕生日といい、「記念の日に息子と参加できてよかった。いい思い出になります」と話した。

 祖母の市原市のパート、鶴田和子さん(62)とファミリー高学年の部に参加した白子町の小学6年、田辺未乃和さん(12)は「おばあちゃんとゆっくり楽しく走れました。来年は10キロの部に参加したいです」と笑顔。鶴田さんは「孫に何度も待ってもらいました。孫と10キロを一緒に走るためトレーニングをします」と新たな目標に張り切っていた。

 千葉市美浜区の山根正治さん(68)は一般ハーフ男女の部を「月に200キロは走っています」という若者顔負けの健脚ぶりで完走。「天気は良かったし、高橋尚子さんとハイタッチもできました」と満足そうだった。

 会場には、ユニークなコスプレで観客を盛り上げるランナーの姿も。ナスの着ぐるみで10キロ男女の部に参加した松戸市の会社員、長瀬知美さん(43)は「寒かったので着ぐるみを着ていてよかった。走っていたら暑くなったが、ピエロやボーリングのピンのコスプレをしている人と励まし合いました」という。

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