衝撃事件の核心

「面白そう」と仲間に延々と暴行させ パトカー2度巡回も防げず…常軌を逸した常陸太田の17歳少年暴行死事件

 居合わせた他の3人は、彼らを止めることはなかったという。塗装工の少年も「面白そうだと思った」などと法廷で語っている。

 「面白そう」だから仲間にけんかさせて見物する-。その神経は常軌を逸しているとしか言いようがない。こうして悲劇の30分間が始まった。

 「断ると自分がやられる」と思った被告の少年は、小野瀬さんに対して「(部品代の支払い)期限守ってくださいよ。やっちゃいますよ」などと発言。小野瀬さんは笑いながら「やっちまうぞ」などと応じたという。

 この様子を見ていた私立高3年の少年は、2人がまじめにけんかしていないことに腹を立て、小野瀬さんに対して「やるって言ったんだからやれよ」などと、執拗(しつよう)にけんかを強要したという。

 仕方なく殴り合いを始めた被告の少年と小野瀬さんだったが、最初は2人とも手加減をしていたとみられる。塗装工の少年も「お互いに力いっぱい殴っていなかったと思う」と法廷で証言している。

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