【維新の党・初鹿明博国対委員長代理】
「子供に言われる。『パパ、戦争に行かないといけなくなるのかなあ』。そんなことを自分の子供に言われるのは本当に寂しい。しかも私は国会議員だ。恥ずかしい、はっきりいって。皆さん、(昨年)9月19日の採決、覚えていますよね。あれ、採決ですか。採決じゃないですよ。少なくとも今まで強行採決、私は民主党にいたこともあるが、民主党もやった。その前もやった。でも採決の形はとれていた。一応。でも9月19日、あれなんですか。採決の形、とれていない。何回立ったのか、たぶんあの場にいた議員、だれも分かっていない。そんなことがまかり通っている今の日本は民主国家ではない。だから私は細かい違いは置いておいて、とにかく安倍政権を倒すために一致団結しなければならない。ずっと主張してきた」
「昨日の安倍首相の施政方針演説を聴いたか。冒頭から吹き出してしまった。どうにかなるではなく、どうにかするのが国会議員だと言ったが、きっと甘利(明経済再生担当相)さんもそういって50万円もらったんでしょうね。きっとそうだ。『おれがどうにかする』。つまり自民党はもうおごりだしている。野党が弱いから。昔の金権体質の自民党になってきた。こんな民主主義も憲法も全て否定するような政権は倒さなければならない。安倍首相、参院選に勝ったら憲法改正だって? じゃあ本当にカイケンしてもらおう。でも、そのカイケンは憲法改正の改憲ではない。参院選にわれわれが勝利して、退陣会見をしてもらおうではないか。ぜひ皆さんの力をもっともっと結集して、われわれ野党のケツをたたいてください。市民の皆さんが市民連合をつくった。これからわれわれ政治家が野党連合をつくっていく。引き続き連帯して頑張っていこう」