軽井沢スキーバス転落

「シートベルト着用1人」 一時100キロ前後で走行か

発生から1週間を迎えたスキーバス転落事故の現場を訪れ、献花する男性 =22日、長野県軽井沢町(三尾郁恵撮影)
発生から1週間を迎えたスキーバス転落事故の現場を訪れ、献花する男性 =22日、長野県軽井沢町(三尾郁恵撮影)

 長野県軽井沢町で15人が死亡したスキーバスの転落事故で、事故の直前にバスが一時、時速100キロ前後のスピードで走行していたとみられることが22日、捜査関係者への取材で分かった。転落直前の速度は80キロ前後だったことも確認された。事故から1週間が経過し、直前の様子が徐々に明らかになる中、バスが制限速度を超えて蛇行し転落に至った事実が浮かんだ。

 県警の捜査や事故車両の運行記録計(タコグラフ)によると、バスはギア操作の誤りでエンジンブレーキが利かない状態となり、制限速度の50キロを大きく上回る80キロで蛇行。左側のガードレールに接触した後、道路右側から3メートル下に転落したもようだ。

 記録紙に記されたデータでは、現場の手前約1キロの下り坂で、一時100キロ前後のスピードで走行していたという。県警は今後、タコグラフの記録を詳細に分析し、事故直前の走行状況の解明を進める。

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