元露スパイ毒殺事件

プーチン大統領が暗殺を承認か 国家犯罪の可能性 英公聴会が調査結果公表

 殺害の動機としては、プーチン氏が権力を掌握する契機となった1999年のモスクワのアパート爆破事件がFSBの自作自演であったことなど、プーチン氏の「アキレス腱(けん)」を明らかにしたのがリトビネンコ氏だったことを挙げた。

 調査委は同氏の妻、マリーナさん(53)の要請を受けて英政府が一昨年7月、設置を受け入れた。委員長は、事件で検視官を務めたロバート・オーエン氏。ロンドンの王立裁判所内などで審問が行われてきた。

 調査委は計62人の関係者からの聞き取りを実施。オーエン委員長は政府の秘密文書を読む権限も与えられ、証人の発言と秘密文書の内容などを総合的に判断して最終調査をまとめた。