「まず、15人の方が亡くなられた、そして、運転手さん以外は皆さん若い将来のある学生さんたちだったということは、非常に残念でありますので、とにかくご遺族、それからまた、けがをされた方がおられますから、こういう方々への対応をまず最優先しようということであります。今、立ち入り検査をしており、いろいろと書類を見たり、精査をしている段階で、その結果をしっかり把握した上で国と連携しながら、どういう対応をとっていくかを決めたいと思っております」
「いろいろな法令違反とかルール違反というのがあるように聞いておりますし、また、報道でもそういう報道がなされておりますので、毎回大きな事故があるたびに二度とこういうことがあってはならないということになりながら、また同じことが起こっているということなので、これはしっかりと検査をした上で、二度とこういうことは起こらないよう、都が監督する義務がありますので、厳しい態度で臨んで、再発防止ということに全力を挙げたい。これは、国土交通省とも連携しながら、もう二度とこういうことを起こさないという思いで取り組んでいきたいと思っています」
--立ち入り検査の結果については、いつをめどに出したいという考えか。
「これは警察も捜査をしておりますし、それから、国の方も検査をしているので、連携しながら、いつどういう段階で、どういう項目について出すかと、これは今から詳細を詰めていきたいと思っています」
--世間の話題をさらっていたSMAPが、昨日解散しない方向が固まったようだが、知事の見解は?
「この前、皆さんも取材にいらしたと思いますけれど、駒沢公園でパラ駅伝をやりました。SMAPの皆さんに来ていただいたので大変盛り上がったし、私も一生懸命、伴走者も、もちろんアスリートもそうなのですけれど、一生懸命走って帰ってきたところでSMAPが待ち受けてくれているということで、もう非常にみんな元気をもらいました。そして、最後、彼らがすばらしい振り付けで、あれだけのライブはなかなか見られないので、そういうこともやってもらったので、本当に元気づけられたと思っております」
「それから、香取慎吾さんがパラリンピックのサポートセンターに、もう本当に徹夜してでもやるような形で絵を描いてくださったので、こういうわれわれにとって非常に、特に私は『パラリンピックの成功なくして2020年大会の成功はない』と言い続けていて、こんなにすばらしい応援団がいてくれるというのは力強いなと思って、会うたびにそういう思いだったところなので、この話が降って湧いてきたということなので、詳細は存じませんけれども、しかし、やはりこれから、解散ということではなくて、前を向いて進むということですから、また力を合わせて、ぜひ協力してもらうとありがたいし、そういう意味でほっとしています」