舛添知事定例会見録

SMAPの「接着剤の役割果たしたい」 舛添知事がメンバーの雰囲気改善に意欲

 「このプロジェクトは今後段階的に整備してまいりますが、まず来年度は、都営住宅の建て替え事業の着手と、個々の民間事業者の公募を行いまして、これは2020年東京大会までに整備をしたいと思っています。青山通り沿道との一体的なまちづくりは、2020年大会の終了後に着手をしたいと思っております」

【質疑応答】

 --震災復興イベントに関連し、3・11もしくは前後に都として何かやる計画があれば。また、知事の福島訪問もあると聞くが、日程などは?

 「毎年、国の追悼式が行われますので、私もそこにも出席をいたします。都でも犠牲になられた方々に改めて哀悼の意を表して黙祷、それから半旗の掲揚をやりたいと思っています」

 「それから、福島訪問ですが、実は今年の春に9都県市首脳会議、これは東京を中心とした関東の、いつもやっているのですけれども、これを福島で開催しようということですから、福島にまいり、実際にどういう状況になっているかということをしっかりと見てきたいと思っています。今のところはそういう予定です」

 --新国立競技場と仮設の競技会場などの都有地を無償貸与するという方針が議会に示されたが、この判断についての知事の見解は?

 「都立明治公園の一部が新国立競技場の建設敷地に少し含まれているわけです。これは、完成後は競技場の敷地となるということで、われわれは2020年東京大会でオリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムになるわけですから、全面的に協力しようという立場から、まずは工事でしっかりしたものを造ってもらう、それから大会をここで立派に運営してもらうということで(無償での)貸し付けを決めました」

 「これは、2020年オリンピック・パラリンピック大会の特別措置法という法律がございますが、その中で、国有財産を組織委員会または当該施設を設置する者に対して無償で使用させることができる。こういう無償使用の法令に基づく形で、(都有地も)無償で行いたいと」

 「2020年の大会関連施設ということでやるわけでありますから、今のところは2020年大会終了後の大会関連施設撤去までということが決まっていて、その後どうするかというのは、これは別途、組織委員会、国をはじめ、協議をして決めたいと思っています」

 --大会後もそのまま都有地を新国立の敷地として無償で貸し続けることもあり得るのか。

 「これはいろいろその状況の判断で、あくまで2020年東京大会のメーンスタジアムとしてということで、その『大会まで無償で』ということなので、そこから先、どれだけ東京都の都民の利益になるかというようなことも総合的に考えて検討するということになると思います」

 --軽井沢のバス事故に関し、国の基準を下回る運賃での受注が当該バス会社、複数確認された。都も発注した旅行会社に立ち入り検査を行ったが、今後どう対応していくのか?

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