軽井沢スキーバス転落

「賠償金」の額、専門家が算出 大学生の「奪われた未来」に代わる価値はあるか

 利益追求に奔走するツアー会社と杜撰な管理体制のバス会社。不幸にもその2つが結びつき、惨事は起きた。長野県軽井沢町のスキーバス転落事故では、重体となっていた法政大の学生が新たに亡くなり、犠牲者はこれで15人となった。そのうち運転手2人を除く13人は全員、大学生。今後支払われる命の代償「賠償金」はどの程度になるのか。専門家が算出するその額は、若者の命と交換するには決して満足のいくものではない可能性がある。(夕刊フジ

 長野県警は19日、新たに重体となっていた法政大4年、並木昭憲さん(21)が脳挫傷で死亡したと明らかにした。大学では教育評論家の尾木直樹教授のゼミに参加。英語が得意で、学習塾で3年間講師を務め、今年5月からはタイで日本語を教える予定だったという。

 同じく事故で亡くなった早稲田大4年の田端勇登さん(22)は、政府系金融機関から内定を得ており、田端さんと交際中だった同大4年の小室結さん(21)も大手不動産会社に就職が決定。前途有望な若者たちの命が一瞬にして奪われた。

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